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旅のタイプ別 ネパール国内移動のおすすめ交通手段【長距離編】

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ネパール観光情報
 ネパールは横に長い国で、東西の距離は約885kmあります。しかし主要な観光地は国の中央近くに集まっています。

nepal map
・ネパールの首都、古くからの建物や寺院のあるカトマンズ盆地
・ヒマラヤトレッキングの玄関口であり避暑地のポカラ
・ブッダの生誕地で、アジア各地の仏教寺院が並ぶルンビニ
・トラやサイなどの野生生物と、世界一の野鳥の生息地チトワン国立公園

ネパールに来られる方の多くが来られる観光地は以上の4つでしょう。
ネパールに来たなら一か所だけでなく、ぜひいくつもの場所を巡ってみてください。あなたの想像と違ったネパールがそこにあるはずです。

とはいえ複数都市を移動するとなると、国内移動の方法が気になると思います。実際移動手段によって時間だけでなく旅の快適さはかなり違ってきます。私たちの独断と偏見も含めてネパールの移動方法についてご紹介します。

今回は主にカトマンズ⇔ポカラ(204km)の移動についての情報をまとめますが、基本的な内容はどの場所への移動でも同じですので、参考にしてください。


さて国内移動の方法はおおよそ次の通りです

1.飛行機
2.チャーター車
3.高級ツーリストバス
4.一般ツーリストバス
5.ローカルバス
6.マイクロバス

それぞれのメリット・デメリット、そして注意点についてお伝えします。

1.飛行機


値段:125USD
所要時間:30分(フライト時間 空港までの往復・待機時間は除く)
出発場所:トリブバン空港(KTM) ポカラ空港(PKR)
メリット: 早い。ちゃんと飛べば他の移動手段が馬鹿らしくなるほどあっという間に到着できる
タイミングが良ければ上空からのヒマラヤを見ることができる
デメリット︰ 高い。 
    天候次第で遅延・欠航が頻繁に起きる
    安全度評価は低い

短期旅行者にとっては、短い時間で移動できる飛行機は魅力的でしょう。実際ネパールの国土は広くはないので、カトマンズから国の東西の端に行ったとしても1時間、ポカラまではたったの30分で到着できます。なので短期旅行者の皆さんには、時間をお金で買うと思って飛行機を上手に利用してもらいたいと思います。

しかしここはネパール。思うように事が運ばない国だという事は決して忘れないでください!

ネパール国内線は遅延・欠航が大変多いです。といってもこれは必ずしも航空会社が悪いという訳ではありません。ネパール国内線のほとんどはは小さなプロペラの有視界飛行(VFR)機。なので天候が悪く視界が悪い時には遅延・欠航になってしまいます。

雨季で一日中強い雨が降った日には全便欠航という事もありますし、雨の降らない乾期でも、場所によっては午前中霧がかるので、霧が晴れるまで飛行機が飛ばないという事もあります。夜になったらフライトは終わりなので、飛びきれなかったフライトは強制的にキャンセルになります。

以前飛行機の予約をした時に、旅行代理店のダイ(お兄さん)は「飛行機はその日のできるだけ早い便にした方がいい。早い便なら遅れても午後には飛ぶけど、最終便に近いとフライトキャンセルになる事が結構あるから」と教えてくれました。

なので、旅行の予定を組むときも、例えば「旅の最終日ポカラから飛行機でカトマンズに行って、市内に戻らずそのままその日の国際線で帰国」なんて予定はかなりのリスクを伴います。ネパールの状況をよく理解している旅行会社とよく相談して予定を組むようにしてください。


ちなみに安全性についてなのですが、国内線を担当するブッダエア・イエティエアは、ウェブサイトAirlineRatingsの2018年度評価で両方とも☆1つの評価です。

と言ってもおそらくこれは「世界一危険な空港」として知られるネパールのルクラ空港(正式名称テンジン・ヒラリー空港)やジョムソン空港で時々事故が起きることに原因があると思われます。

一方ポカラやチトワン、ルンビニの最寄り空港では今まで大きな事故の話はありませんので、個人的には過度に心配しなくても良いのではないかとは思います(とはいえ自己判断でお願いします)。

2.チャーター車


値段:小型110~150ドル 中型150~210ドル (/台)
移動時間:6時間~(自分の希望で調整可能)
出発場所:自分のホテルまで迎えに来てくれる
メリット:自分の時間、自分のペースで移動可能(飛行機以外では最速で移動可能)
        好きな場所でトイレ休憩・食事休憩ができる
        ホテルToホテルで楽々移動
デメリット:バスよりは高い
         
3人や5人など、団体で移動する時はドライバー付きのチャーター車もおすすめな選択肢です。1台当たりのコストは飛行機と同じかそれより高いですが、数人で利用すれば一人当たりの費用は比較的安くなります。ホテルからピックアップしてホテルまで連れて行ってくれるのも大きな魅力です。

私たちもいつも利用しているタメルの旅行代理店で、後述の「高級ツーリストバス」の値段を尋ねたとき「4人で高級バスに乗るんだったらチャーターにした方ががいいですよ。自分のペースで移動できるし楽だから」と勧められました(結局普通のツーリストバスを利用しましたが)

ホテルでも手配できますし、交渉次第で多少は安くなるかもしれないので、現地で予約するなら何件か旅行代理店を回ってみても良いかもしれません。



3.デラックスツーリストバス


 
値段:Rs25USD
時間:7~8時間
出発場所:各社異なる
メリット:清潔な車内 快適なシート。
    道中の食事もきれいな場所で食べられる
デメリット:普通のツーリストバスより3倍くらい高い
    普通のツーリストバスと移動時間はそれほど変わらない
    出発時間が朝限定(KTM 6:30~7:00 PKR 8:00)


カトマンズ⇔ポカラ間にはたくさんのツーリストバスが走っていますが、その中でも高級タイプのバスを3社が運航しています

長年高級ツーリストバスはグリーンライン一択だったのですが、ここ数年で他の2社が参入。一気に他の選択肢も多くなりました。おすすめはトラベルネパール≧ジャガダンパ>グリーンラインの順です。グリーンラインは他のツーリストバスと同じ4列シートですが、後の2社は3列シートのソファータイプ。しかもトラベルネパール社は参入まだ1年と車体も新しいです。


それぞれ途中の食事付き。トラベルネパールの車体はトイレもついています。衛生状態の悪いネパールなので途中の食事やトイレなどが心配な方にとってはそれもメリットです。



4.普通のツーリストバス


tourist bus 

金額:700~900Rs
出発:【カトマンズ】ソーラクッテ(タメルの北西徒歩圏内)  【ポカラ】ツーリストバスパーク
メリット:そこそこ快適なシート(ネパール基準)。そこそこ快適な乗り心地
    スーツケースなど大きな荷物を持っての移動が楽、トイレ休憩がある
デメリット:会社によってシートや車の快適さは異なる
    食事の場所はローカルバスより高いことが多い(バス会社による)
    出発時間が朝限定(KTM 6:30~7:00 PKR 8:00)

現在カトマンズ⇔ポカラ間では20ほどのツーリストバス会社が運航しています。ハイシーズンやお祭り前後(ネパール人の帰省時期)以外であれば楽に予約できます。
 カトマンズ出発は朝6:30~7:00くらい。集合は30分前です。ソーラクッテの交差点を西に向かうと、ずらっとバスが並んでいます。その中で自分の予約したバスを探してください。その場所で直接乗ることも可能です。

カトマンズは6:30~7:00発。出発時間の30分前にはソーラクッテに来てください

ポカラは8:00くらい、ツーリストバスパーク発です。

乗り心地は、デラックスツーリストバスよりは劣るものの、ローカルバスよりはかなりまし。とはいえ長年、毎日ネパールの過酷な道を運行している車体なので、中にはかなりへたった車体もあるのは確かです。ホテルやタメルなどの旅行代理店で「できるだけ良いバスで行きたい」(「サケサンマ ラムロ バスマ ジャナ チャハンチュ」)と頼んでください。

tourist bus2  これは少し古い車体でした

ツーリストとはいっても、今まで乗った経験では車内はネパール人乗客が2/3、残り1/3が外国人客といった感じです。途中ドライブインでトイレ休憩や昼ご飯を挟みますが、その場所によって快適さや食事の値段はまちまちです。高いところでは「サダカナ」(肉無しのカレー定食)で350Rsもします。(ローカルバスだと180Rsくらいの場所で食べることが多い)どの場所で食べるかはバス会社によっても、日によっても違うのでこればっかりはタイミング次第です。

おすすめのバス会社は【Mountain Overland】 A/C付なので他のバスよりは少々高いかもしれませんが、比較的新しいく乗り心地は比較的良い車体です



5.ローカルバス


rocal bus 

金額:Rs 500
時間:8~9時間
出発場所:ニューバスパーク(ナヤンバスパルク) またはカランキチョーク など
メリット:安い 地元の人とローカル気分を味わえる
    本数が多く出発時間を自由に選べる
デメリット:古い車体、シートが狭いのできつい体勢を強いられる
    エアコンなどはないのでほこり対策は必須、トイレにあまりに寄らない
 客を拾いながらなのでかなりゆっくり
    一般のネパール人用のバスなので、トラブル・ハプニングの覚悟は必要

普通に地元の人たちが移動で使うバスです。10時間以上かかる長距離ではローカルでもツーリストバスのような大きなバスで走りますが、ポカラ・バイラワ(ルンビニ)・チトワンといった中距離バスは、少し小さめの古い車体のローカルバスが主流です。

車体はギシギシ、スペンションはガタガタ、そしてシートは幅・ピッチ共に狭く、小さなバスに当たると足の長い人はまっすぐ座ることはできません。スーツケースなどの荷物は後ろのトランクに入れてくれる場合もありますが、満杯だった場合通路に置いておかなければならないこともあります。

スーツケースをバスの屋根に乗せてくれる場合もありますが、振動で落ちたのか盗まれたのか途中で荷物が無くなった友人もいますので注意が必要です。屋根に荷物を載せる場合、固定されているのをしっかり確認してください。

ローカルバスは途中の道々で乗客を拾いながら行きますので、ツーリストバスより時間がかかります。時には空きシートがなくても客を乗せるので、通路にまで人が立っていたり、ひじ掛けに腰掛けたりとローカル気分を楽しめます。

私たちローカルバス、そして後述のマイクロに乗って何度も旅していますが、トラブルやハプニングが(大変なことも楽しい事も)たくさんあってここではとても書ききれません。また別記事でご紹介します。


ローカルバスの大きなメリットは、ツーリストバスと違って自分の好きな時間に出発できること。特にポカラ行きのローカルは朝、昼、夜 いろいろな時間に出発します(と言ってもナイトバスに乗るのはおすすめしません。崖から落ちたり、衝突したりと事故が多いので・・・)

中・長距離ローカルバスはカトマンズをぐるっと囲むリングロードの11時の場所にあるニューバスパーク(ナヤンバスパルク)から出発します。各方面別に沢山カウンターがあるのでそこで目的地へのチケットを買ってください。

ローカルバスはリングロード8時方向の「カランキチョーク」からも乗ることができます。
バスの乗務員が身を乗り出して行き先を叫んでいるので、そのバスに乗ってもいいですし、カランキの交差点にはいくつかチケットカウンターがあるのでそこで予約することもできます。



6.マイクロバス




値段:Rs 500
乗り場:カランキチョーク
メリット︰  安くて早い
    出発時間を自由に選べる
デメリット:かなり飛ばして走るので、ネパール国内移動では最も安全性が低い
    シートが固くて狭い
    大きな荷物は乗せられない

マイクロバスとは、15人ほどの乗客を乗せて走るハイエースのようなワンボックスカーの事です。ポカラのような主要都市だけでなくもう少し小さな町に行く便もあります。これも主に利用者は地元の人たちです。シートは固いビニールでカーブの時にはお尻が滑ります。荷物を載せるスペースもないので、大きなスーツケースを持っての移動はNGです。また、費用はローカルバスよりは少し高めです。

マイクロの利点は早い事。小さな車体を生かして道中他のバスやトラックをバンバン追い抜いていきます。という事は当然事故のリスクも高いという事。実はネパールの道では時々事故を起こしたマイクロを見ることがあります。

そんなわけで、マイクロはできればお勧めしたくない移動方法です。私たちもマイクロを使う事はありますが、選べるならローカルバスの方を選びます。


7.まとめ

どの手段もメリット・デメリットはありますので、ご自分の旅のスタイルに合わせて検討してください。

最後に旅行スタイル別おすすめ移動手段です
・短期旅行でできるだけ予定を入れたい人 飛行機
・数名のグループで自由に移動したい人 チャーター車
・飛行機は不安だけど快適に移動したい人、体力を温存したい人 高級ツーリストバス
・費用と時間、快適さのバランス重視 一般ツーリストバス
・とにかく費用を抑えたい人、ローカル気分を味わいたい人 ローカルバス
・費用を抑えつつ早く移動したい人 マイクロ

さんとす的に万人におすすめできるのは「一般ツーリストバス」です。
ローカル・マイクロバスの記事を読んで、一度体験してみたい!という酔狂な好奇心旺盛な方は、一度体験してみることも楽しい経験になるかもしれません。

ネパールのおいでの皆さん、それぞれの期間・予算・体力・目的に合わせて最適な移動手段を選んでくださいね。

※ネパールに来るためのおすすめ航空会社とチケットの取り方はこちらから

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