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朝ドラ『まんぷく』を見て、即席ラーメンがネパールにも根付いていることに改めて感動した〜お話

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海外生活
現在帰国中で、実家の両親とともに朝ドラ『まんぷく』を見ています。このドラマを見ていると、世界中に今や広がるインスタントラーメン業界の先駆けを作ったことは、本当に大発明だったと納得できます。海外在住なので、余計にそう感じるのかもしれませんが^^; それで、今回はネパールのインスタントラーメン事情と、今世界で広がっている即席ラーメンについてリポートしてみたいと思います。

 


❏NHK朝ドラ『まんぷく』とは?

今年の3月まで放送されている、朝ドラ『まんぷく』を見たことのない方のために少し解説します。この朝ドラは、日清食品の創業者で即席ラーメンの発明者・安藤百福さんとその奥さまをモデルにした、オリジナルストーリーです。 発明家・立花萬平を長谷川博己が、そしてその妻福子を安藤サクラが演じています。脇を固める俳優陣も豪華で、シリアス&コミカルなストーリー展開で、なかなか面白い朝ドラですよ。

 

❏第22週の萬平の高い志に感動


先週22話の“きれいごとは通りませんか”では、即席ラーメンを発明した萬平が、即席ラーメン業界全体の品質の向上のために立ち上がるお話しでした。 一年越しの研究の甲斐あって、昭和33年にようやく即席ラーメンが世に出ます。今から、61年前です。

ところが、“まんぷくラーメン”が発売されると、すぐに粗悪品を含む模倣品が次々と出てきて、食中毒事件まで起こる始末。事態の進展に、頭を抱える萬平たち。

 萬平のラーメン開発のポリシーは、“人の役に立つものを作りたい”だったのでは?こんなに粗悪品が出回っていてもいいんですか?と、奥さんに迫られます。

即席ラーメンの未来のために、萬平が最終的にとった行動は、次のようなもの。 即席ラーメン業界を立ち上げて、そこに加盟さえすれば、無償で特許を取ったラーメンの製造を学んで販売できるようにする。なんて、太っ腹‼ でも、この決断のおかけで、安全なラーメンが日本中に、そしてゆくゆくは世界中に広がっていったのだなーと、妙に感慨深かったのです。

 

❏ネパールのインスタントラーメン


ネパールでも、びっくりするくらい即席ラーメン文化は根付いています。ちなみにネパールでは、インスタントラーメンのことを“チャウチャウ”と言います。ワンちゃんみたいでカワイイですよねー。 子どもたちに「好きな食べ物は?」と聞くと、「チャウチャウ」という答えが返ってくることもしばしば。なぜそんなに人気なのでしょうか?

 ネパールのインスタントラーメンは、主に2種類。チキンラーメンのように味付けされた茶色い麺と、味付けされていない白い麺です。茶色い麺は、調理もできますが、小腹が空いた時にバリバリと袋ごと崩して、食べているようです。おやつですね。 

私たちは『RaRa』という味付けされていない即席ラーメンを、ストックしてよく食べています。チキンスープベースで、美味しいですよ。みじん切りの玉ねぎを少し炒めて、それから少なめの水を入れて沸騰させて、麺をかためにゆでて、最後に溶いた卵を加えて火を止めます。

 どの“チャウチャウ”にもチリパウダーは付いています。その他にも、“アルタマ”といって、じゃがいもと筍のおかずを再現した味もあります。ネパールはベジタリアンも多いので、“ベジスープ”のものもけっこう売られています。

ネパール即席麺の使い方・変化球編

日本人からみてびっくりしたインスタントラーメンの食べ方は、ショートパスタと一緒にゆでて食べるんです。ほとんど汁なしに煮込み、玉ねぎとクルサニ(緑の生の唐がらし)も入ります。炭水化物+炭水化物…なぜこの調理法になるのかは謎…。 お味は…うん、お腹の空いている時にはいいかもしれない…(^_^;) 

そして、ネパールには『チャットパット』というおやつがあります。
これはバス旅をしているとよく売っているのですが、ゆでたじゃがいも、玉ねぎ、クルサニ(緑の生の唐がらし)などを、小さく砕いたワイワイヌードル(味付け即席めん)と一緒に和えて、ラーメンスープの粉と唐がらし、アミーロ(発酵させた酸っぱい調味料)で味付けしたおやつです。 

じゃがいもなんかも入っていて、腹持ちも良く、ネパールではどこでも食べれると思います。ただ、ピロ(辛味)は相当です。激辛はちょっと…という人は、作ってくれるおじさんに「ピロ トーレイ ハリディノス(辛いのはちょっとにして下さいね)」と言って下さいね(^^)。

 この『チャットパット』、スプーンの代わりに使い終わった携帯電話のリチャージカードを付けてくれます。リチャージカードですくって、口をつけずに口に掘り込むが、ネパール流の食べ方です。

 ❏ネパールの即席ラーメンにないもの  


『まんぷく』今週23週は、カップヌードルの開発に向けて試行錯誤する様子でしたね。萬平さんたちもまだ容器を開発には至りませんでしたが、ネパールには“カップ麺”はありません。コストの問題なのか、技術の問題なのかはわかりませんが、ホテルに泊まることが多いので、時々“カップ麺”があればいいのにーと思います。 やはり調理器具と器を兼ねた“カップ麺”というのは、すごい発明だなぁと23週を見ながら思うのでした。

 

世界中で変化する即席ラーメンの味付

日清食品さん、日本だけでなく世界にもラーメン協会を創っています。https://instantnoodles.org/jp/noodles/report.html 
こちらのホームページとても面白かったです。 

今や即席ラーメンを食べているのは、アジア、欧米諸国、アフリカ、南米まで…!世界中にラーメンが広がりながらも、味付けや麺の太さ硬さは国によって好みが違うのも興味深いです。 日本では、韓国の『辛ラーメン』やタイの『トムヤンクン』味はよく知られていますね。

IMG_20180607_181701.jpg ラクサの即席ラーメン

こぴらの一押しは、マレーシアで食べた『ラクサ』味です。マレーシアに到着した空港のコンビニで、ラクサのカップ麺を食べてあまりの美味しさに衝撃を受け、マレーシア滞在中は毎週食べていました。 このラクサ、本物生麺も食べに行ったのですが、個人的にはインスタントラーメンのラクサが美味しいと思います。ココナッツミルクと複雑なスパイスのスープの旨みが、即席麺のほうが絡みが良いようです。ご興味のある方は、こちらで購入できますョ。

 

まとめ

朝ドラ『まんぷく』で再現されている即席ラーメンストーリー、世界中に広がっていて壮大な発明だったと納得できますね。また、ネパールでも即席麺は国内生産されています。この即席ラーメンが、どれほどたくさんの人に働く場所を作ってきたかを考えると、一人の人の志が多くの人に影響を及ぼすこともあるのだと驚きと壮大さを感じます。

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